川地鉄工で製作した製品のご紹介です。

今回はタイトル通り、一見何の変哲もないステーです。サイズは、30×70×20程度です。

しかし、丸く曲がっている部分には、細かい段差がついていることがおわかりになるでしょうか。

こちらの製品の特徴は、通常プレス加工で製作することの多い形状の曲げを、ブレーキによる段曲げにて製作した点です。

プレス加工は量産の場合はコストが安いですが、少量生産の場合は、その製品専用のプレス型を製作する時間と費用などが問題になって、コストが高くなります。逆にブレーキによる段曲げは、量産のコストではプレスに敵わないものの、型などの余分な物を製作せずに済むため、少量生産の場合はプレスよりもコストを抑えることが出来るのです。

但し、ブレーキによる段曲げで綺麗な曲線を作るには、熟練した技術が必要となりますので、もしこの製品のような曲げが必要な製品を、少量生産で製作される方は、是非川地鉄工にご相談下さい。見積依頼も歓迎致します。

それでは、今回はこの辺りで失礼致します。営業担当、井上でした。