2022/5/6 角丸ダクト 2t×φ250×□190 SUS304

加工設備 CO2レーザー プレスブレーキ Tig溶接機

加工ポイント① カクマルの曲げ

加工ポイント② カクマルの溶接 

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今回ご紹介するのはSUS304の2tの材料を使用した角丸ダクトです。
角丸ダクトとは角ダクトと丸ダクト繋ぐダクトです。
一見、簡単そうに見える角丸ダクトですが角ダクトや丸ダクトに比べて曲げも溶接も非常に難しいのです。それでは詳細をご説明します!

加工ポイント① カクマルの曲げ

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角丸ダクトの一番難しいのは画像の〇で囲った丸と四角を繋ぐ部分です。
川地鉄工ではこの部分をブレーキを使って曲げていくのですが通常の曲げのようにNC制御などが一切使えません
徐々にRをつけていく段曲げをしていくのですが、ただの丸では無い為、材料に放射線状のケガキを入れてそれを目安に職人技で曲げていきます
これだけNC制御が発達した現在の機械でも職人技を必要とされる高度な曲げとなります。
加工ポイント② カクマルの溶接

溶接も同じく一番難しいのは丸と四角を繋ぐ部分です。
いくら職人技で曲げたからと言って完全に丸と四角をぴったりと合せる事はできません。
必ず、隙間ができたり合わなかったりします。
ここで出てくるのが第2の職人の溶接工です。
中々合わない溶接箇所をハンマーで根気よく叩いて曲げては付けて、叩いて曲げては付けての繰り返し
しかもダクトいうこともあり気体が溶接箇所から漏れてはいけません。

根気と手間のかかる溶接作業でようやく画像のような角丸ダクトの出来上がりです!

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このようなダクト関係も川地鉄工では製作しております。
ご要望があればお気軽にお問合せ下さい。

私たちは、真心と創意工夫を込めたモノづくりを通じ、社会に貢献します!

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